東京大学 大学院工学系研究科 総合研究機構(電気系工学専攻) 大矢研究室

分子線エピタキシー装置(Molecular beam epitaxy; MBE) エピクエスト社製

 超高真空下において、高品質な結晶薄膜を作製する装置です。大矢研では主に写真に示す2台のMBEを管理しています。それぞれ異なった材料系を作製しています。

     

極低温測定装置(300mK) Janis社製

 本装置は、Heを外部から供給せずに簡単な操作だけで300mK(-272.85℃)の極低温まで試料を冷却することができる装置です。極低温での磁気伝導測定を行うことができます。これ以外にも、田中・大矢研には4~10K程度の低温まで冷却可能なHeフリーのクライオスタットが3台あります。
 物質の伝導特性はスピンに依存して変化します。極低温における種々の測定を通して、様々な材料におけるスピンの振る舞いや、将来のデバイス応用上理解が欠かせないバンド構造とスピンとの結びつきを明らかにすることができます。

時間分解磁気光学測定装置

 電気系工学専攻 (旧)大津・八井研究室 や、新領域創成科学研究科物質系専攻 岡本・貴田研究室の光学測定系をお借りして、光学系を組み立てて測定を行っています。超短パルスレーザーを利用して、スピンや光学特性のピコ秒レベルでの超高速応答を調べています。
 本装置では、スピンの歳差運動や、スピンに依存したバンド構造の情報を得ることができると期待されます。光を利用した磁化やスピンの制御にこれらの研究が応用できることを期待しています。


その他

 上記以外にも、電気系工学専攻 田中研究室の所有する様々な装置(MBE, 磁気光学測定装置, AFM, AGFMなど)や、微細構造解析プラットフォームで所有する装置群(SEM, STEM, SQUID, PPMS, XRDなど)や、武田先端知ビルのクリーンルームなども、必要に応じて頻繁に利用させて頂いています。